アプリで知り合った女性とやっと食事に行く約束ができたあなた。
約束当日。
「はじめまして、今日はよろしくお願いします」
決まりきった挨拶からスタートして、他愛のない話を繰り返す。聞き上手が良いと聞いたからたくさん質問もしたつもり。
しばらく経ったところで
🙍♂️「・・・(あと何話そう?)いやーでも最近暑いですね」
🙍♀️「ですね~。まあもう夏ですからね」
🙍♂️「・・・ですよね~」
🙍♀️「・・・」
🙍♀️「そろそろ出ます?」
🙍♂️「(え、もう?)そうですね。行きましょうか」
🙍♀️「今日はありがとうございました!」
🙍♂️「こちらこそありがとうございました!また行きましょう」
🙍♀️「そうですね!機会があれば(^^)」
返ってから連絡するも返信はなし。2回目に会う誘いをするも忙しいと断られる。
あのとき何を話せば良かったのか。結構頑張って話していたつもりだったんだけどなぁ。
こんな経験ありませんか?
結論からいうと、女性との会話が続かず困るのは間違ったマインドセットと経験不足が原因。
具体的には以下のことです。
- 自分がどう思われるかに意識が向きすぎている。
- 嫌われないように頑張りすぎ。
- 女性が求める聞き上手を勘違いしている。
- 1対1で女性と話す経験が少ない。
私も元々は口下手でした。当たり障りのない会話をして、いつも相手の反応は微妙。そして1回目で終わる。2回目のデートはなし。
しかしアプリで250人の女性と会って経験を重ねた結果、会話の面で困ることはなくなりました。そこで僕の経験から、女性との会話が続かなくなる理由とその解決方法をお伝えしていきます。
会話が続かない理由と解決方法
会話が続かない理由は主に2つ。会話をするときに意識することが間違っているのと、良い会話の型を知らないことです。
特に意識は大きな原因です。
自分がどう思われるかは気にしない方が良い
おそらくあなたは女性との会話が苦手でしょう。そして自分にもイマイチ自信がない。
そんな状態だと、女性と話している時は自分がどう思われているかめっちゃ気になると思うんです。
- 「次に何を話そう」
- 「変に思われていないかな」
- 「自分をアピールしなきゃ」
- 「面白いことを言わなきゃ」
こんな風に。
この自意識はぜひ捨てましょう。
自分から話しかけたり、会話を振るのが苦手な人というのは
「これを言ったらどう思われるんだろう?」
という意識が強いです。いわゆる自意識が過剰な傾向にあります。
この自意識の過剰さが自然な会話のブレーキになってしまいます。
女性との会話においては男性が会話をリードする必要があります。
自分がどう思われているかを気にしすぎると、自分から会話を振っていくのが難しくなります。
相手のことを知ろうとするマインドが大切
ではどうすればこの自意識過剰にならずに済むかというと、相手へ意識を向けることです。
自分ではなく相手に意識を向けるんです。より具体的にいえば、
「この人のことはどんな人なんだろう?なぜそう考えるようになったんだろう?」
このように相手への興味を強く持つよう意識します。
この意識がとても大切で、恋愛における会話のベースになります。
ネットで少し調べれば、会話についての色々なテクニックや鉄板トークみたいなことがたくさん出てきます。
しかしこれを表面的にだけ実践しても上手くいきません。
恋愛はコミュニケーションの延長線にあります。コミュニケーションで大切なのは相手へ興味や関心を持つことです。ですから自意識の過剰さは大敵ですし、相手を知ろうという気持ちがとても重要になってきます。

私はよく「他人に興味なさそうだよね」と言われてきました。
これが26歳まで彼女ができなかった1番の原因だったと思います。
まずは相手へ興味を持ち、相手のことを知ろうとする意識を持ちましょう。
共感と深堀り質問をする
ではどのような意識を持つと良いかが分かったところで、
次はどんな風に会話を運んでいけば、会話が途切れないかをお伝えしていきます。
結論、以下の2つを実践すると良いです。
・少しオーバー気味に共感する
・相手の感情や考え方を深堀りするような質問をする
会話が続かないときって、相手からの反応が薄かったり、相手が質問にしか答えてくれないことが多いと思うんです。
こっちは頑張って話すんだけど、相手からは冷めた返答しかこない。
段々とこちらも話すことが無くなってきて、沈黙の時間が長くなる。
こんな経験ありませんか?
これは私たち男性が、リアクションが薄く、しかも表面的な質問ばかりしているのが原因です。
「こっちは頑張って話しているのに相手が全然話す気がないのも悪いだろ!」と言いたくなる気持ちもわかります。
その通りなんですが、これを言ってたところで上手くいきません。
女性は私たちの想像以上に多くの男性からアプローチを受けています。文句をいったところで。女性はあなたを選ばず他の男性の元へ行くだけです。
ここでは徹底的に現実思考で、どうすれば上手くいくかを考えていきましょう。
オーバー気味なリアクションで共感をすると良い
まずはオーバー気味なリアクションで、女性の話したことに対して共感をするといいです。
オーバーなリアクションというのが大切です。私自身もそうだったんですが、男性って淡々と会話をしていく人が多いです。
自分の会話を録音してみると分かるんですが、普通に話しているつもりでも「へ~…」「ふーん」みたいな感じで、興味がなさそうな返答をしていたりします。
女性からすると「私の話すことに興味がないのかな?」と心配になります。
良い会話の基本は共感です。それは前提として、男性は淡々と話しがちなので、少しおおげさなくらいでオーバーリアクション気味に共感を示してあげると良いです。
表面的な質問ではなく深掘り質問をすると良い
それと、女性との会話になれていない男性がやりがちなのが、表面的な質問の連発です。
「好きな食べ物は?」「最近見た映画は?」「趣味は何?」「休日はなにしてるの?」
こういった質問が悪いわけではありません。問題なのはこのレベルの質問を次々としていってしまうことです。
これが女性の嫌がる「質問攻め」です。


質問攻めをしてしまう一番の原因は相手のことをもっと知ろうという気持ちの欠如です。
これはこのページの始めにも書いたことです。
相手への興味が浅く、自分がどう思われるかばかり考えていると、「もっと話さなきゃ」「これ言ってもいいかな」といった気持ちが芽生えます。
そうするととにかくたくさん質問をしなきゃと考えがちで、浅い質問ばかりを繰り返してしまいます。
反対に相手のことをよく知りたいと考えれば、例えば以下のように会話が進んでいきます。
🙍♂️「休日は何することが多いの?」
🙍♀️「最近はピラティスに通ってます」
🙍♂️「ピラティス!ピラティスってヨガみたいなやつだっけ?」
🙍♀️「そんな感じですけどヨガより色々とハードです」
🙍♂️「へ~、始めるきっかけはあったの?」
🙍♀️「ちょっと太ってきたな~と思ってダイエットしようかなって」
🙍♂️「全然太ってると思わないけどなぁ」
🙍♀️「いやいや笑」
🙍♂️「でも自分に厳しいってことかな?言われたりしない?」
🙍♀️「あ~、でもストイックだねってたまに言われます」
🙍♂️「なんかそんな感じするもん!笑」
🙍♂️「ちゃんと自分をコントロールできる人っていうイメージ」
🙍♀️「今は頑張ってるところです!笑」
🙍♀️「でもケイさんもストイックですよね?筋トレとかもしてるし」
このようにこちらが相手への興味を示すと、女性ももこちらに興味を持ってくれます。
その結果、一方的にこちらが質問を繰り返すのではなく、女性側からも質問を返してくれるようになります。
会話のキャッチボールが上手く進むんです。
会話は深堀りの質問を上手く入れる。そして相手を知ろうとする意識を持てば、深堀り質問は自然と出てくるようになる。
これを頭に入れておきましょう。